Q:不動産の法人化をした方が良い場合又はしない方が良い場合などはありますか?
A:これから新たに購入する場合は、法人税率と所得税率の差により法人で購入した方が良い場合が多いです。
既に個人で所有している場合は、お勤めの会社の給与が高いなど、不動産以外の収入がある程度ある事が前提になります。
その上で個人所有の建物の築年数がある程度経過(10年~30年)しており、あまり残債も残っていないが、キャッシュフローが良い物件を所有しているときは、法人化のメリットが大きいと思います。
また、金利の問題で借り換えを検討している場合は、そのついでに法人化を検討するのもよろしいかと思います。
逆に、最近借入をして個人で購入したばかりのケースや、いろいろな場所に複数棟個人で所有している場合は、移転コストや手間などを考えて法人化しない方がよい場合が多いです。